研究所?センター
教職課程センター
教職課程センターは、教職課程履修学生に対して教職セミナーや教職合宿、教材研究現地視察などの支援を行っています。
セミナーは、教職課程履修学生の1~4年生の全員がセミナー員となります。1年生の出席は任意ですが、2年生は教職基礎演習、3年は教職総合演習、4年は教育実習(事前?事後指導)、教職実践演習(中?高)といった必修科目の履修者が合同で毎週火曜日第1時限に模擬授業を中心におこなわれます。指導案の作成からセミナー参加学生を生徒役とした授業をおこなうことで、実際の教育現場への理解と対応力を養う、教員としての実践力を身につける勉強会の場です。
また、上記必修科目の担当教員に加え、教科教育法の教員や教職課程センター所属の複数の教員が参加?コメントすることから、教職課程履修学生同士の研鑽の場に加え、教員と学生の模擬授業のあらゆる事柄を検証する学際的な交流の場ともなっています。そのほか中学校、高校の校長などを経験した講師による講演会、交流会をおこなっています。
<教職セミナー室>
A棟4Fに教職課程履修者が自由に使える部屋「教職セミナー室」を設置しています。
各種教科書?資料?雑誌?プリンタ?文具などが揃っており、模擬授業や教育実習に向けた資料の閲覧?作成の場としての使用できます。
また、冷蔵庫?コーヒーメーカー?菓子や軽食の持ち寄りも可能で、教職課程履修者の触れ合いの場としても機能しています。
教職課程センターに属する教職員の帯同する夏休み(5日間)と春休み(4日間)を利用した合宿で、教師としての基礎学力の養成と模擬授業の指導案作成から実施?講評を集中しておこなう徹底した教師力養成講座です。3年生以上は参加義務となります。
朝の一般常識テスト
模擬授業
野外炊飯体験
教育実習とは、教師を志す者が、大学で教員免許取得に必要な科目を学び研究してきた事柄とその他の全ての知識を導入し、実際に教育の場で実践をとおしてその効果を検証し、より良い効果を導き出すために改善する方法を身につけることです。
実際に教育の場で観察、実習、考察をより多く経験や体験を積むことは、教育の意義についての体験的認識と理解を深め、教師としてのあり方を実感することです。
そして、「教えることを通して学び修得する」という教師の本義を実践することで、教育現場に適応した教育実践に変革させる分析力と実行力を確立する機会でもあります。
高校で公民を教える
中学校で社会を教える
教材となっている文学にゆかりの地や史跡、国際的交流場所に訪れ、実感する。京都、鎌倉、横浜税関、横浜開港資料館、横浜港などを見学しています。
以上のように、教職課程の科目に相互に関係するような事柄を補強し教師への意欲を高め、教育実習に向けて実践的な教師力を身につけること、さらには教員採用試験のための受験指導により学生の教職に就くという目標を全面的に支援するものです。
現地視察(京都御所)
現地視察(京都御所)